今、業務改善・働き方改革で注目を集めている「RPA」を皆さんどこまでチェック済みでしょうか。
「RPA」とはRobotic Process Automation（ロボティック・プロセス・オートメーション）のことで、Wikipediaから引用させてもらうと、
認知技術（ルールエンジン・機械学習・人工知能等）を活用した、主にホワイトカラー業務の効率化・自動化の取組みである。人間の補完として業務を遂行できることから、仮想知的労働者（Digital Labor）とも言われている。
と、ハードウェア的な自動化ではなくソフトウェア・ツールがベースとなる業務自動化の取り組みのことになります。
特にRPAの特徴として実務の大部分を占める事務作業・定型業務を大幅に削減、日本が抱える労働者人口減少への対策、という点が上げられ、今まさに大企業を始めとして次々と導入が進められています。
今回はそんな最注目のRPAに関する展示会・イベントをまとめてみました。
▼目次
1. ＡＩ・業務自動化 展【春】（Japan IT Week 春 2018 内）
2. ＡＩ・業務自動化 展【秋】（Japan IT Week 秋 2018 内）
3. 【関西】ＡＩ・業務自動化 展（Japan IT Week 関西 2019 内）
4. Nikkei BP ITイベント 2018 Spring-Summer
AI・業務自動化 展（Japan IT Weekシリーズ 内）
「Japan IT Week」は東京で春と秋、関西と年3回行われる、日本でIT系最大級の展示会です。その中の「AI・業務自動化 展」はAI（人工知能）技術・製品や、RPA・チャットボットなど業務自動化ソリューションが一堂に出展する専門展となっているので、低コスト導入可能なRPAソリューションや最新のRPA技術まで幅広い展示が見れるのではないでしょうか。特にリード社が開催する展示会は商談要素が強いものとなっているので、実際に採用予定がある企業の方にとっては即戦力の見本市ともなります。
名称：ＡＩ・業務自動化 展【春】（Japan IT Week 春 2018 内）
会期：2018年5月9日(水)～11日(金)
会場：東京ビッグサイト
主催：リード エグジビション ジャパン株式会社
名称：ＡＩ・業務自動化 展【秋】（Japan IT Week 秋 2018 内）
会期：2018年10月24日(水)～26日(金)
会場：幕張メッセ
主催：リード エグジビション ジャパン株式会社
名称：【関西】ＡＩ・業務自動化 展（Japan IT Week 関西 2019 内）
会期：2019年1月23日(水)～25日(金)
会場：インテックス大阪
主催：リード エグジビション ジャパン株式会社
Nikkei BP ITイベント2018 Spring – Summer
Nikkei BP ITイベント 2018 Spring-Summer
日経BPが主催するこちらのイベントは全国5都市で開催されるIT展示会のツアーイベントです。元々は「Cloud Days」が基盤となっているので、「Cloud Days」と言った方が馴染みがある人が多いかもしれません。RPA関連としては「ビジネスAI」と「働き方改革」の2展示会 内にカテゴライズされると思われますが、2018年度は各都市開催毎に「RPA特設パビリオン」が併設されるようで、RPAへの注目度の高さが伺えます。（開催次期は春〜夏となっていますが、執筆時点で東京開催と関西開催は既に終了しています。）
名称：Nikkei BP ITイベント 2018 Spring-Summer
会期
九州：2018年5月24日(木)～25日(金)
名古屋：2018年6月13日(水)〜14日(木)
札幌：2018年6月26日(火)〜27日(水)
会場
九州：福岡国際会議場
名古屋：吹上ホール（名古屋市中小企業新興会館）
札幌：札幌コンベンションセンター
主催：日経BP社
日経 xTECH EXPO
続けて日経BP社主催のイベントになりますが、こちらのイベントはこれまでエンタープライズICTの総合イベントであった「ITpro EXPO」が、開催展示会を編成し直し「日経 xTECH EXPO」となっているようです。ビジネスと技術の「クロス領域」ということで、商談の他にも交流を促進するというテーマも含まれており、より魅力的なITイベントとなっているのではないでしょうか。RPAはこれまであった「ビジネス AI」が「人口知能／ビジネスAI」展となり、こちらもより充実の内容となっています。
名称：日経 xTECH EXPO
会期：2018年10月17日(水)～19日(金)
会場：東京ビッグサイト
主催：日経BP社
以上、RPAに関する展示会・見本市のまとめでした。
まだまだRPAに特化した大型の展示会や見本市は少なく、IT系の展示会の一部分・一製品カテゴリというのが現状のようです。
これからのRPAの盛り上がりに期待したいところです。
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