海外展示会は、企業にとって新しい市場に挑戦する大きなチャンスです。
ただ、国内の展示会とは違い、輸送や文化の違い、言葉の壁など、乗り越えるべきことも少なくありません。
限られた時間の中で成果につなげるには、余裕を持ったスケジュールと、頼りになるパートナーの存在が欠かせません。
この記事では、出展準備を6か月前から始めた場合の流れをもとに、
予算の考え方や業者選びのポイントについて、実際の現場感も交えながらご紹介します。
【海外展示会の準備スケジュール(約6か月前スタートの例)】
■ 約6か月前~
- 1. 出展の目的を明確にし、狙う国や地域を整理
- 2. 展示会を選び、申し込みをスタート
- 3. 展示する製品やブースのコンセプトを社内で検討
- 4. 担当者を決め、社内の連携体制を整える
- 5. ざっくりとした出展予算を組み始める(装飾・渡航費・輸送など)
■ 約4〜5か月前
- 1. ブースデザインの方向性を考え、装飾会社に見積依頼
└ 海外対応の経験があるか、現地との連携体制は整っているかなどがポイントです- 2. 出展国の規制や展示会レギュレーションを確認
- 3. パンフレットや動画、ノベルティなどの制作を進める
- 4. 航空券や宿泊先の確保もこのタイミングで動いておきたいところです
■ 約3か月前
- 1. 装飾会社を選定し、デザインを確定
- 2. 必要な備品の手配を進める
- 3. 展示品や資材の発送スケジュールを輸送会社と調整
- 4. 渡航準備を本格的に開始
■ 約1〜2か月前
- 1. 展示品や資材の梱包・発送
- 2. 装飾会社との最終打ち合わせ
- 3. 会場施工のスケジュール確認
■ 開催直前〜当日
- 1. 会場での設営確認、展示品の設置
- 2. 製品の動作確認やサインのチェック
- 3. スタッフへの最終ブリーフィングや来場者対応の準備
■ 展示会終了後
- 1. ブースの撤去と資材の回収または処分
- 2. 展示品の返送・通関対応
- 3. 商談内容の整理と、アフターフォローの開始
【予算と業者選びのヒント】
- 1. 費用は国内展示の1.5〜2倍が目安
現地施工費や通関、人件費、渡航費など、見落としがちなコストも多いので、余裕を持った予算計画をおすすめします。- 2. 装飾会社は“海外経験”と“対応力”で選ぶ
言語対応や現地でのトラブル対応力、ネットワークの有無など、当日の安心感に大きく関わります。- 3. “目を引く”より“伝わる”を重視する
現地の文化や来場者の感覚に合った表現は、展示会の成果を左右します。しっかり伝わるデザインを一緒に考えましょう。
【当社の海外展示会サポート】
当社では、東アジア・アセアン・オセアニア・中東・欧州・北米を中心に、
多くの企業様の海外出展をお手伝いしてきました。
現地のパートナーと連携し、企画から設営・撤収までを一貫対応いたします。
- 1. 多言語対応スタッフが現地とのやりとりをサポート
- 2. 主催者の規定を踏まえた適切なデザイン設計
- 3. 輸送や通関など複雑な手続きも丁寧にサポート
- 4. オンラインや対面での打ち合わせに柔軟に対応します
海外でも、きちんと「伝わる展示」を。
文化や言葉の違いを超えて、お客様の魅力がしっかり届くブースづくりを、私たちがサポートします。
グローバルな競争の場でも、来場者の印象に残る展示を実現します。
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